JUST FANCY

韓国アイドルとK-POPにまつわるあれそれ

【韓国アイドル】ヲタクの世界は面倒臭い

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"アイドルヲタクの世界"は面倒臭い。

 

いくらアイドルが老若男女や美醜を問わずヲタクを平等に扱ったとしても、同じヲタクからは美人だと僻まれる、ブスだと蔑まれる、ババアだと憐れまれる、ガキだと舐められる。

いやこれは現実世界でもそうか。しかしファンダムは同じ対象を愛した人間達が集まるコミュニティであるせいか、より顕著だ。出る杭は打たれるし牽制もなくならないし、近頃は何でもかんでもすぐマウントと評される。

 

CDを買うにもイベントに参加するにも遠征するにもプレゼントをあげるにも金がモノを言うだけに、ちょっと積んだり通ったりしようものならたちまちその金と時間の出処を詮索され、個人情報だからと返事を濁せばやれ水商売だやれパパ活だ、どうせ親金だと決めつけられるお決まりのパターン。仮にそうだとしても、一体それが赤の他人に何の関係があるのだろうか。

 

最近SNS上では質問箱やマシュマロ等、不特定多数からメッセージを受け取れるサービスが流行しているが*1その匿名性を利用してここぞとばかりに「気に食わないヲタクに嫌味のひとつでも送ってやろう」という人間がひっきりなしに湧いている。

中にはツイートした途端に秒で揚げ足を取りに来る輩もいるので暇人ご苦労様である。

 

番組や公演、動画、雑誌など「みんなが見られる姿、みんなが知ることのできる情報」だけ提供してくれるヲタクは好意的に受け入れられやすい。私情を挟まず情報発信に特化したアカウントや、ひたすらコンテンツを共有してみんな一緒にワイワイ盛り上がろうスタンスの茶の間が主だ。

単純に害がないし、仲良くお手手を繋いで横一列に並んでいる感覚が「自分と変わらない同じファン」だと安心させるのだろう。


それが1:1の接触の際のエピソードだったり個へのファンサービスだったり、「あの場で私だけが見た姿、経験した姿」の話になった途端に、横並びだった状態から頭ひとつ抜けられてしまったように感じるのか、楽しんで見ることの出来る人と拒否反応を起こす人に分かれる。

「ルームメイトは誰?マイブームは何?と聞いた答えはこうだった」「ボードを持っていたら手を振ってくれた」のような無難な内容なら問題ないが「○○から見た私の印象は?私はどんな存在?」「今日は席悪かったのに私のこと見つけてくれた!」など独りよがりだったり書き手の個性の主張が激しかったり主観が強かったりすると反感を買いがちだ。それこそマウントを取っていると揶揄される。

 

"ファンのみんなと推し"はよくても、"特定のファンと推し"を苦手とする人が一定数存在する。

 

ドラマ『昼顔』にこんな台詞があるそうだ。

 

 

「女はね、自分の出来なかったことをした女が一番嫌いなのよ」

 

これほど的確に女の業を表している言葉はないなと思った。同時に拗らせヲタクの業でもある。拗らせヲタクは自分が出来ないことをしたヲタクに厳しい。

 

私はアイドルのイベントはテーマパークのようなものだと思っている。

CD代はチケット代、推しはマスコットキャラクター。すなわちこちらは客でありあちらは仕事中。お金を払って夢の時間を買っており、おもてなしとしてのサービスを提供されている。

仕事中かつ対客なのだから当然お世辞だって言うし、スキンシップもするし、笑顔で優しく対応する。当たり前のことだ。そしてそれを受けて「○○してもらった!楽しかった!」と感想を述べるのも普通のことだ。隠すほどのことでもなければ叩かれるいわれもない。

 

それなのに一向になくならない一部のヲタク狩りのせいで、面倒ごとを恐れて口を閉じ、鍵をかけて引きこもる人が増えたように思う。そうするとファンダム自体もどこか閉鎖的になっていくし、個人的にグループ問わずヲタクのレポを読むのが好きなので残念である。

 

誰だって空から金は降って来ないし1日は24時間しかないし、ある朝目覚めたら突然バイリンガルになってた!なんてこともない。大半のヲタクは相応の金と時間を捻出するのにそれなりに苦労しているし、韓国語が出来るのは勉強したからだ。努力と投資を経て得た正当な見返り(=サービス)について他人がとやかく言う権利は1ミリもないということが一刻も早く理解されることを願う。

*1:私もフォロワーとの交流や呟きネタ収集目的で利用している