JUST FANCY

韓国アイドルとK-POPにまつわるあれそれ

【韓国アイドル】K-POP初心者のためのよく分かるKポヲタ講座~サイン会編~

K-POPファンをしているとよく耳にする言葉「マスター」「サセン」と、最低限押さえておきたい「基本の用語集」に関しては既にTwitter上で紹介したので下記リンクを参考にされたし。

 

 

本記事ではみんな大好き「サイン会(ペンサ)」について説明する。

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サイン会の概要

韓国語では팬싸인회(ファンサイン会/ペンサインフェ)略してペンサ

韓国アイドルが新しいアルバムをリリース(=カムバック)すると、活動期間中はほぼ毎週末開催される。目的はもちろんアルバムの販売促進。そりゃあイベントでもなければいくらファンだってみんながみんな同じCDを何枚も買おうとは思わない。日本のリリースイベントでは握手会や写メ会が一般的だが韓国ではサイン会がそれに当たる。

サイン会が決まると공식팬카페(公式ファンカフェ/コンシクペンカペ)略してコンカという名の各アイドルの公式サイトに開催日時や応募方法の詳細が書かれた公示が上がる。目安としてはサイン会の約4日ほど前。土曜のサイン会であれば火曜告知。*1

日程

土・日が多いが金曜にも割と開催される。学校?会社?知ったこっちゃねえという鬼畜な事務所は容赦なく平日にもぶち込んでくる。

会場

毎回異なる。ソウル市内をベースとしながら釜山や大邱等の地方を回ることもある。

定員

原則100名。かなりの人気グループは150名に増やすこともある。

 

サイン会の応募方法

コンカに上がった公示に書かれている指定のショップで指定の期間内に指定のCDを購入するとサイン会用の応募用紙が貰えるので、それに名前や生年月日等の必要事項を記入して店員に渡すか専用のBOXに入れれば応募完了。*2

当選発表はほとんどサイン会前日の夜、大体22時頃に指定のショップのサイトに当選者名簿として掲載される。自分の名前があれば当選、なければ落選。例え落ちてもお金は一銭も返ってこない。もう一度言う。例え100枚200枚買っても落ちたらサイン会には参加できないしお金も返ってこない。当たった分だけ払えばいいらしいAKB方式優しすぎるだろ。

 

サイン会のシステム

当選したら指定の時間に会場に行き、応募用紙の控えと身分証を見せて参加券と引き換えてもらう。ここでサインを貰う順番となる1~100番の番号がランダムで付与される。

入場後は自分の番号が書かれた席に座って待機。自分がサインを貰う時間以外は基本的に最初から最後までずっとそこにいることになる。過ごし方は壇上にいるアイドルと他のファンのやり取りを眺めたり、写真を撮ったりと自由。*3ちなみに私は大体目を開けたまま寝ている。

「次、30~40番の方は並んでください」というような指示をされたら参加券とブックレットを持って檀上付近に並ぶ。

 

自分の番がくると横並びに座っているメンバー全員と順番に1:1でサインを書いてもらいながら話が出来る。ファン側は事務所やグループによって立つ場合と椅子が用意されている場合に分かれる。時間は大体メンバー1人当たり平均して1分ほどだが、もちろん事務所の方針や会場のレンタル時間やメンバーのやる気、アイドルとそのファンとの関係性次第でもっと短いこともあればもっと長いこともある。

後ろに立って様子を見ているスタッフから適宜移動するように促されるが、当たり前に小さい事務所の新人やマイナーグループほど緩い。私は長い時はメンバー1人と4分くらい話していたことがある。推しでもないし話題なさすぎて逆に困った。

 

サイン会に当選するには

CDショップ毎に「抽選」の方法が異なると言われている。完全に運任せのランダムを謳っている店もあるが、ぶっちゃけ積んだもん勝ち=買った枚数の多い順に当選するケースの方が多い。札束の殴り合いと例えられるのはこのせい。

ボーダーとは

「ボーダー」という言葉をご存知だろうか。

○○枚以上買えば当たるだろうというボーダーライン、線引きのことを言う。ちなみに日本人しか使わない言葉である。韓国人は팬싸컷,컷と表現する。ガールズグループよりもボーイズグループの方がボーダーは高い。

ボーダーは主に人気具合や販売枚数、過去の当選状況から推測出来るが、情報戦はそれなりの人脈や経験がないと難しい。自分ではよく分からないという人や初心者はサイン会の応募代行を請け負っている専門の業者に依頼するのが無難。商売であるからこそ独自の情報網やコネを持っているし、当選率を上げるためにもボーダーの相談に乗ってくれる。ただし商売だからこそ本来のボーダーを大きく上回る安全圏を提示してくる可能性もあることは忘れてはいけない。必要以上にお金払ってもいいから当たりたいくらいの心構えが必要。

サイン会のボーダーは口外禁止という暗黙のルールがある。それは誤った情報が広まって無駄に倍率を上げないためというのが一番だが、自分で買いに行ったにしろ業者に頼んだにしろ貴重な時間とお金を費やして手に入れた情報なのに、何の行動も起こしていない他人においそれと教えてやる義理はないからだ。勝手に流すなタダで楽しようとすな。手に入れたかったら同じだけ苦労しろ。

外国人枠の存在

表だってその存在を認めてしまうとコンプライアンス的に問題があるので明言はされていないが、韓国で開催するサイン会なのに当選者が外国人だらけなんてことになったら間違いなく韓国ファンの反感を買うため、外国人の当選人数は大体定員100名に対して平均3割程度までに抑えられることがある。

韓国人だけで70人の枠を争うのと、外国人みんなで30人の枠を争うのとでは倍率が違ってくるので必然的に外国人枠の方がボーダーは高くなる

 

韓国までの旅費や宿泊費諸々を含めると一体我々は韓国人の何倍のお金を払ってサイン会に参加しているのだろう……と虚しくなったら終わりだ。韓国アイドルを好きになった宿命。とりあえずお金のことからは目を背けてその場を楽しもう。

*1:どうしても1位が取りたい!!!等、売り上げを伸ばすのに必死な場合はかなり前から発表したりもする

*2:一般的な【抽選】形式の場合。ドマイナーや新人は【先着】形式でやることもある

*3:撮影は禁止している事務所もある